野草の力を感じてみたい

今までは横を通り過ぎるだけだった、山のふもとの小さな原っぱ。ふと、そこに生きる野草たちの表情を見てみたいと思い、少し目線を下げて、ゆっくりとみつめてみました。

そこには、小さいころ笛を作って遊んだ熊笹や、友達と競って食べた黒紫の桑の実、どこからか飛んできた種で毎年花を咲かせるウスベニアオイなど、自然の恩恵をたっぷり受けた沢山の野草が身近に自生していました。普段はなかなか気づかなかったけど、私たちの足下にこんな豊かな生命力が息づいていたことに、何故だかはっとさせられました。 

「ただ横を通り過ぎるだけではもったいない。厳しい環境でも自生する野草の力を感じてみたい。」

いつしか抱くようになったそんな想いを少しずつカタチにして、ひとつずつ叶えていきたいのです。


里山BOTANICAL

新潟のデザイン会社 U・STYLEが立ち上げたローカルブランド。上越市安塚にある小さな素材を丁寧にひろいあつめながら、里山の価値やストーリーを伝えていくプロジェクトです。

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