5kg【雪むろ熟成】越後やすづか 雪室棚田米 コシヒカリ~栽培期間中 農薬・化学肥料不使用~(麹チーズケーキの素材)
雪国ならではの知恵が詰まった貯蔵庫「雪室」で貯蔵したお米をお届けします。
日本有数の豪雪地帯、新潟県上越市安塚区。
この地域の中山間地にある棚田で、私たちは栽培期間中、農薬・化学肥料不使用でお米を栽培しています。粘土質でミネラルを多く含む豊かな土壌で、豊富な雪解け水を使用した米づくりです。
農薬や化学肥料を使わない稲作は大変ですが、昨年は田んぼにホタルが舞うまでになりました。カエルやトンボなどの小さな生き物の種類や数も増えています。
収穫したコシヒカリは、雪国ならではの知恵が詰まった貯蔵庫「雪室」でやさしくゆっくり貯蔵します。雪の冷気と適度な湿度が米の乾燥を防ぎ、デンプンの糖化によって甘みや粘りを引き出し、食味を更に高めることが出来ます。
麹チーズケーキの素材にも使用している、こだわりの詰まった上質なお米です。
ぜひご賞味ください。
玄米
白米
私たちのお米づくりのこと。安塚の豊かな四季とともに、お伝えします。
秋. 来年にむけた土づくり
私たちの米づくりは、次の年に向けた秋の土づくりから始まります。土づくりは、秋のうちからやっておくことで、冬の間に土壌が豊かになり、来年のお米の育ちが良くなります。
まずは米ぬかを田んぼに満遍なく撒きます。
米ぬかの成分には、窒素分、リン酸、カリ分などが含まれています。また、ミネラルやビタミンも豊富です。 米ぬかは、土壌を豊かにしてくれる微生物にとっての栄養分にもなります。
米糠の後は、籾殻燻炭を撒きます。籾殻(もみがら)は稲にとっては欠かせないケイ酸という成分を多く含んでいます。また、炭は土の保水性を高めてくれたり、土壌の菌を活性化したりしてくれます。
冬. 雪の下でじっくり熟成される土
新潟県上越市安塚は、日本有数の豪雪地帯です。雪室など、雪を活用した暮らしが根づきます。秋のうちに籾殻や米ぬかを撒いておくことで、田んぼの土も、冬の雪の下でじっくりと熟成されます。
3月. 豊かな雪解け水とともにはじまる米づくり
3月になると、少しずつ暖かい日も増えてきます。真冬の時期は豪雪によって閉ざされていた山の棚田にも、春が近づいてきます
安塚のシンボル「菱ヶ岳」が見守る、私たちの集落。小黒川には豊富な雪解け水が流れます。この豊かな水に恵まれた土地で米づくりをしています。
雪どけ水で満たされた棚田。水面には空の碧さが映ります。山の澄み切った水で、米づくりが始まります。
6月.田植えと草とりの日々
いよいよ田植えの日。ウグイスの歌声を聴きながらの作業です。
無事に植え付けられた苗は、穏やかな気候の中ですくすくと育って行きます。
農薬不使用の米づくりは、草とのたたかいです。田んぼの雑草は、稲の成長に必要な養分を横取りしてしまいます。6月いっぱい、道具もつかいながら除草作業をつづけます。
7月.すくすく育ち、稲穂も顔を出す
田植えから1ヶ月ほど経つと、除草作業もひと段落。除草がうまくいけば、稲は夏の日差しを浴びながらすくすくと育っていきます。7月の下旬頃になると、稲穂も顔を出し始めます。
9月.稲刈り
豊かな土と太陽をたっぷりあびて、黄金色に実った稲穂。いよいよ収穫の時を迎えます。
雪むろで熟成
収穫したコシヒカリは、雪国ならではの知恵が詰まった貯蔵庫「雪室」でやさしくゆっくり貯蔵します。雪の冷気と適度な湿度が米の乾燥を防ぎ、甘みや粘りが増すとも言われています。
上越市安塚の棚田で、農薬・化学肥料不使用で育てたお米。どうぞご賞味ください。