【ギフトBOX】雪室貯蔵のおいしいお米(コシヒカリ白米) ~農薬・化学肥料不使用~
天然の保冷庫「雪室(ゆきむろ)」のこと
「雪室」は豪雪地の暮らしの知恵として古くから伝わる、雪を活用した天然の保冷庫です。雪の冷気と適度な湿度が米の乾燥を防ぎ、甘みや粘りを引き出すことができます。
農薬・化学肥料不使用で育てたコシヒカリを、安塚の雪室で貯蔵し、もちもちした優しい甘さの味を引き出しました。
「おかずが無くても、お米だけでいくらでも食べられる!」というご感想もよくいただいています。私たちも本当に美味しいと思いますし、自信を持っておとどけできるお米です。
越後やすづか 雪むろ棚田米のこと
日本有数の豪雪地帯、新潟県上越市安塚区。
この地域の中山間地にある棚田で、私たちは栽培期間中、農薬・化学肥料不使用でお米を栽培しています。代々受け継がれてきた、粘土質でミネラルを多く含む土壌の棚田で、豊富な雪解け水を使用した米づくりです。
農薬や化学肥料を使わない稲作は大変ですが、昨年は田んぼにホタルが舞うまでになりました。カエルやトンボなどの小さな生き物の種類や数も増えてきています。
安塚の豊かな四季とともに
私たちのお米づくりのこと。安塚の豊かな四季とともに、お伝えします。
秋. 来年にむけた土づくり
私たちの米づくりは、次の年に向けた秋の土づくりから始まります。土づくりは、秋のうちからやっておくことで、冬の間に土壌が豊かになり、来年のお米の育ちが良くなります。
まずは米ぬかを田んぼに満遍なく撒きます。 米ぬかは、土壌を豊かにしてくれる微生物にとっての栄養分にもなります。
米糠の後は、籾殻燻炭を撒きます。籾殻(もみがら)は稲にとっては欠かせないケイ酸を多くみます。また、炭は土の保水性を高め、土壌の菌を活性化してくれます。
冬. 雪の下でじっくり熟成される土
新潟県上越市安塚は、日本有数の豪雪地帯です。雪室など、雪を活用した暮らしが根づきます。秋のうちに籾殻や米ぬかを撒いておくことで、田んぼの土も、冬の雪の下でじっくりと熟成されます。
3月. 豊かな雪解け水とともにはじまる米づくり
3月になると、少しずつ暖かい日も増えてきます。真冬の時期は豪雪によって閉ざされていた山の棚田にも、春が近づいてきます。
安塚のシンボル「菱ヶ岳」が見守る、私たちの集落。小黒川には豊富な雪解け水が流れます。この豊かな水に恵まれた土地で米づくりをしています。
雪どけ水で満たされた山の棚田。水面には空の碧さが映ります。山の澄み切った水で、米づくりが始まります。
6月.田植えと草とりの日々
いよいよ田植えの日。ウグイスの歌声を聴きながら。
植えられた苗は、穏やかな気候の中ですくすくと育って行きます。
農薬不使用の米づくりは、草とのたたかいです。田んぼの雑草は、稲の成長に必要な養分を横取りしてしまいます。6月いっぱい、道具もつかいながら除草作業をつづけます。
7月.すくすく育ち、穂が顔を出す
田植えから1ヶ月ほど経つと、除草作業もひと段落。稲は夏の日差しを浴びながらすくすくと育っていきます。7月の下旬頃になると、稲穂も顔を出し始めます
9月.稲刈り
豊かな土と、太陽をたっぷりあびて、黄金色に実った稲穂。いよいよ収穫の時を迎えます。
冬.雪むろで熟成
収穫したコシヒカリは、雪国ならではの知恵が詰まった貯蔵庫「雪室」でやさしくゆっくり貯蔵します。雪の冷気と適度な湿度が米の乾燥を防ぎ、甘みや粘りが増すとも言われています