稲藁も

季節は晩秋、大原の稲刈りも終わり、来年に向けた田んぼの土づくりや用水の整備の時期を迎えています。

「いいイネだねー、株もしっかりしてるし」いつもお世話になっている近所の農家さんから、私たちの無農薬の田んぼを褒めてもらった9月の稲刈り、嬉しさのなかでふと思いついたことがありました。

“稲わらを使ってなにかできないかな…”

かつて、収穫後のイネははさ木にかけられ、乾燥後の脱穀をへて藁となり、農家の人は冬仕事にその藁を使い農具を作っていました。

けれどコンバイン収穫になった今では、稲わら部分はチップとなって土壌にすきこまれていきます。

久しぶりに鎌で手刈りをし、干して藁にしてみました。

父に頼んで昔の道具で藁をすいてもらいます。


ストローになりそうなくらいシャンとした藁。

何をつくろうかな。続きはあとで。(お楽しみに!)

里山BOTANICAL

新潟のデザイン会社 U・STYLEが立ち上げたローカルブランド。上越市安塚にある小さな素材を丁寧にひろいあつめながら、里山の価値やストーリーを伝えていくプロジェクトです。

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