米ぬかで土を醸す -栽培期間中、農薬・化学肥料不使用の米づくり- 

「自然環境や身体にできるだけ負担のかからないやり方でお米をつくりたい」


そんな想いで、私たちはお米を栽培期間中、無農薬・化学肥料不使用でつくっています。このお米を使って麹チーズケーキをつくっています。 

化学肥料をつかわない代わりに、自然のものをつかった土づくりをします。
土づくりは、今のうちからやっておくことで、冬の間に土壌が豊かになり、来年のお米の育ちが良くなります。


 先日は籾殻燻炭(もみがらくんたん)を田んぼに蒔きましたが、今回は米ぬかを撒きました。

 米ぬかは昔から肥料としても使われてきました。
米ぬかの成分には、窒素分、リン酸、カリ分などが含まれています。また、ミネラルやビタミンも豊富です。 米ぬかは、土壌を豊かにしてくれる微生物にとっての栄養分にもなります。



 また、土に撒いたあとにそのままにしておくと様々な獣や害虫の被害をうけるおそれがあるので、すぐにトラクターで土をかき混ぜ、馴染ませておきます。 

あとはこの一冬、雪の下でゆっくりと土が発酵していくのをまちます。

来年も、良い米づくりができるといいな。 


里山BOTANICAL

新潟のデザイン会社 U・STYLEが立ち上げたローカルブランド。上越市安塚にある小さな素材を丁寧にひろいあつめながら、里山の価値やストーリーを伝えていくプロジェクトです。

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