苔がそだつ、杉林のこと


雪が降る少し前、専門家の方に植生調査に入ってもらった時のこと。いろいろな視点でみてくださいました。 


この辺りには杉林が多いのですが、ここの杉林は、暗くなり過ぎないちょうどよい日陰で適度な湿気を保っているそうです。 あと、普通の杉林の足元はよく、うっそうとしてヤブになりがちなそうですが、この杉林はそうはなっておらず、苔などの小さめの植生で覆われていて、人が入って行きやすくやっているそうです。 


杉林の中にある、集落の神社の階段にはびっしりとコケがむしていました。普段はなんとなく見過ごしてがちですが、目線を下げてみるととっても可愛いですよね。 


昨年テントサウナをたくさんしましたが、これからもこの里山での過ごし方、いろいろと考えていこうと思います。 もっとたくさんの方にこの里山に関わって欲しいので、この森をオープンにして、今年は実験や実践の場としてもつくっていけたらと思っています。


 

里山BOTANICAL

新潟のデザイン会社 U・STYLEが立ち上げたローカルブランド。上越市安塚にある小さな素材を丁寧にひろいあつめながら、里山の価値やストーリーを伝えていくプロジェクトです。

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