植物のことを、もっとくわしく
植物の専門家とまではいかない私たちが立ち上げた里山ボタニカル。このブランドを育てていくために、私たちも植物のことについて学ぶことを日々大切にしながら過ごしています。
先日、まえからとても欲しかった、薬草の図鑑を手に入れることができました。 星薬科大学の伊澤一男名誉教授(出版当時)が著した「薬草カラー大事典-日本の薬用植物のすべて-」という本です。 22年前に出版された本なのですが、もう絶版になっています。中古本の市場では出版当初の二倍ほどの価格になっている希少性の高い本です。 ネットでやっとのことで探し出し、ついに手元に届きました。
日本の薬草について、歴史的な経緯や薬効、利用法がとても詳しく紹介されています。 掲載されている薬草の数は、全部で826種。 図書館などで他の図鑑なども調べましたが、調べた限りではこの事典より多くの薬草を掲載しているものは見つかりませんでした。 ちなみに植物の掲載順序は五十音順ではなく、分類学で定義された順序にのっとっているので、本当にプロ向けの図鑑です。 まだ不慣れですが、分類のことも学びながらこの本を使いこなしていきたいと思います。
これから、より詳しく植物の薬効やストーリーを掘り下げながら、安塚の里山の植物のことをお伝えしていきたいと思っています。 私たちがこれまであつかってきた薬草のこともこの図鑑に詳しく掲載されていましたので、これから少しずつご紹介させていただきますね。どうぞお楽しみに!
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