“里”の芋とはよく言ったもの

先日発売した、里芋の麹チーズケーキ。

使用した里芋は、私たちが住む家の裏山のふもとで育てたものです。 “里”の芋とはよく言ったもの。厳しい自然と里での暮らしがせめぎ合うところ、まさに里山でつくられてきた作物なんだと思います。


春、山の自然と人の暮らしちょうど合間にある、すぐそばの小さな畑に撒かれた種。時にはきびしい風雨に揉まれ、日照りの続く時期には水やりなど人の世話を得ながら育っていきます。


秋になって収穫されるのは、土の中のお芋だけではありません。「ずいき」と呼ばれる茎の部分も、地域の伝統野菜として無駄なく、大切に食されてきました。


厳しい自然とともに里で暮らす人々のそばで育ち、彼らの糧となっていく。まさに「里」のお芋だったんですね。


そんな里芋を試しに麹チーズケーキの生地に入れて焼いてみたところ、今までにないほどふんわりした味わいに。これが本当においしくて。 自信作ですので、ぜひ一度お試しください。

里山BOTANICAL

新潟のデザイン会社 U・STYLEが立ち上げたローカルブランド。上越市安塚にある小さな素材を丁寧にひろいあつめながら、里山の価値やストーリーを伝えていくプロジェクトです。

0コメント

  • 1000 / 1000